制作機材
ここでは、効果音ラボが効果音作成に使用しているアプリや機材の一部をご紹介します。
レコーダー・マイク
SONY PCM-D100
現在は生産中止となっているポータブルレコーダー。録音した音はwav形式となって内部に保存され、USBケーブル経由でパソコンにデータを渡すことができます。ポータブルレコーダーの中では最高品質の192kHzでの録音が可能。効果音ラボでは複数のレコーダーを使っていますが、その中でもメインで使用しています。
OLYMPUS LS-100
現在は生産中止となっているポータブルレコーダー。最高音質は96kHzで、爆音でも音割れしにくい設計(最大耐音圧140dBspl)になっているのが強みです。当サイトでは、ドラムの音、戦闘機の音、銃の音など大音量の録音のときなどに使用しています。電池は専用の物が必要ですが、そのおかげでとても軽くなっています。
Roland R-26
2015年までメインで使っていたポータブルレコーダー(現在は生産中止)。数個のマイクを備えており、フィールド用、室内用など好きな指向性(音を収録する角度)を選択できます。
パラボラ集音マイク LisN(リスン)
野鳥の鳴き声録音用の、プラスチックのパラボラがついたマイク。生産中止となっており、現在では中古含めほぼ入手不可能です。パラボラが中央のマイクに音を集めるので、遠くの音を大きいボリュームで録音可能です。マイクを向けた方向以外の音を消す力も強力です。野鳥の録音をする人は非常に少なく、現在、国内ではこの製品を含むパラボラ集音マイクが需要減のため発売されなくなっています。
アプリ
SoundEngine Free
音声編集ができる無料アプリ。音声のカットやミックス、音量調整などの音声編集に必要な機能を備えており、エコー、リバーブ、ディストーションなどの各種エフェクトをかけることもできます。
SoundForge Pro 11
プロの音声編集現場で利用されている音声編集アプリです。細かいピッチ変化の指定が可能で、音声の質を極力落とさずに再生速度を変えたりすることが手軽にできます。リバーブなどの各種エフェクトも充実しています。
SpectraLayers Pro 2
音声から特定の音だけを抜き出すことができるアプリ。抜き出しの際、原音破壊の度合いなどを細かく調整できます。応用次第でノイズのみ抜き出すことが可能で、当サイトでは専らノイズリダクションに利用しています。SoundForge Pro 11とパックになったAudioMasterSuiteというパッケージもあり、当サイトではこちらを購入しています。
Xrecode 3
音声ファイルの変換ができるアプリ。当サイトでは音声ファイルの形式を、効果音制作中はサイズが重く音質の高いWAV形式、配信の際はサイズが軽く音質が悪いMP3形式にファイル形式を使い分けています。