作成日記

2014/05/21

挑戦は終わらない。効果音ラボ一周年

効果音ラボは昨日で開設一周年を迎えました。ご利用いただいてありがとうございます。

最近のアクセス数は一日900人と、半年前の報告時より微増しています。1年で効果音サイトとしてここまで成長できたのは、手抜きなしで作ったのが皆様に伝わったからだと確信しています。「なんとなく」とか、軽い気持ちで作った効果音は一つもありません。このようにストイックな制作スタイルであるため、作り続けるには相応の「やる気」がどうしても必要で……気に入っていただいた皆様、できればソーシャルサイトによる拡散などのご協力をお願いいたします。

さて、ここで当サイトがこの一年で(自分的に)成し遂げたと感じたことを振り返りたいと思います。

自動車の急ブレーキ音録音成功

いわゆるスキール音。収録が危険なため、公開している素材サイトはほとんどない(あっても似せた別の音がほとんど)。普通に急ブレーキをかけてもあのような派手な音は出ないため、タイヤや路面状態など、条件を整える必要がある。安全な録音プラン考案にも時間がかかった。3か月かけて生々しくリアルなスキール音を多数録音できた。ダウンロードは機械・乗り物[2]から。

faebookのいいね!が一年で80超え

短期間で20ものいいねを一挙に獲得したことがあったため、それが効いての数字。有名人にシェアされたのか、それとも別の理由かは不明だが、拡散していただけるのは嬉しい。

効果音がTVやラジオで使用される

やはりプロの現場で使われることにはやりがいを感じる。確認しているもので2件あり。

海外企業との提携により、海外で有料配信開始

日本国内ではこれからもずっと無料なのでご安心を。

効果音有償作成依頼

お問い合わせフォームから「お金出すので効果音作成をお願いします」との依頼が!納期の都合で破談となったが、質が高いから依頼されたんだとハクがついた。

制作のコツも覚え、やっと一人前に近づいてきたかなという感じです。効果音制作に使える音声編集ソフトはいろいろあるのですが、当サイトはあくまでSoundEngine Freeなどのフリーソフトだけを使っています。マイクも相変わらずR-26一本で勝負しています。一年間使い込んだため、地割れの音録音時に石が当たって先端が欠けてしまったり、イノシシの声録音時にイノシシに蹴られてドブに落ちるなどのアクシデントに見舞われたりもしましたが、何とか無事でした。ただ、イノシシ事件の後にしばらく電源が入らなくなり、復活はしたものの、それ以降、ノイズが増した気がしています。単に最近は野外録音が多いからそう感じるだけかもしれません。野外録音は野鳥の声が中心ですが、この場合ノイズの低減に心を注がねばならないからです。

最近はサイトの更新頻度が落ちていますが、理由は、身近な音をあらかた録り尽くしてしまい、出かけないと録れない音しか録りたい音が残っていないためです。色々な場所に出かけて録音しており、そのあたりのことを近々サイトに掲載予定ですのでお楽しみに!

それでは、今後も効果音ラボをよろしくお願いいたします。

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